【前半】行ってきました!第2回日本精神薬学会総会・学術大会@名古屋

名城大学薬学部_日本精神薬学会総会・学術大会会場 勉強会・研修会
名城大学薬学部_日本精神薬学会総会・学術大会会場

pharmasahiroです.

日本精神薬学会学術大会に参加してきました.
まだ設立して2年目のかなり新しい薬学会でございます.

当法人の共同代表であるくわばら先生も所属していらっしゃる学会で,
それもあって以前からわたくしも気になっておりました.

開催地がわたくしのホームグラウンドである名古屋ということで,
「こりゃあ行くっきゃないでしょう」と勇んで行ってまいりました.

精神薬学,と聞くと,
残念ながらまだまだ薬剤師の中にも苦手だ,そんな患者の対応なんて気がひける,
なんて国家資格保有者あるまじき意見を時折耳にするのですが,
仕事をする以上,
責任が伴う以上,
苦手なものから逃げていては他がいくら優れていても
他人からの信頼なんて絶対に勝ち取れないでしょう.

むしろ苦手なり不勉強な領域こそ自分の可能性を広げる「伸び代」だと思って,
腹くくって勉強するくらいの気概はもち続けたいものです.

…閑話休題

学術大会1日目は雨!蒸し暑い!!

1日目はあいにくの雨模様.
湿度がほぼほぼ100%に達した名古屋は不快のふた文字しか似合いません.
おまけに風も全然なくて,まとわりつくような湿気と微妙な気温の高さでもう家を出てすぐに汗だく…

しまった着替え持って来ればよかったな…

大会会場〜名古屋のどこで開催されていたの?〜

大会会場は名城大学薬学部キャンパス.
名古屋市天白区八事にあります.
地下鉄鶴舞線八事駅6番出口から東に向かって500mほど歩いたところで会場に到着.

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年くらいで建物の立て直しがあったのか,決して広くはないキャンパスではありますがとても綺麗なところでした.

びっくりしたのがこれ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャンパスの中に生薬が栽培されていたんです!
薬草園でもない一般道みたいなところに生えてていいのかこれ?と思いました.
誰か刈って持って行ったら乱用されないのだろうか…???

まぁそんな心配はさておき,

医療系の学会となるとスーツ着用が常識らしいのですが,
そんなよくわからんものは完全に無視してジーパンに白シャツで馳せ参じたわたくし.

…案の定みんなスーツでした.

ウォーう,めっちゃ浮いてるぅ.

中にはこんなにジメジメして蒸し暑く,おまけにエアコンがあまり効いていない会場にも関わらずネクタイまで締めている人もいらっしゃいました.
信じられない…orz

参加報告その1:教育講演1.境界性パーソナリティ障害

さてまず聴講したのが境界性パーソナリテイ障害.
名前くらいしか知らないという情けないわたくし.
講演を必死に聞きながらマインドマップでメモしておりました.
誤植・誤解を恐れずこちらにもアップしておきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「世にいるいわゆる ”困ったちゃん・構ってちゃん” を病気として認識するとこういう言葉で分類されるのかな」

と講演を利いているさなかでふと思いました.
精神科の診断は採血や画像などの検査によらないこと,
何を持って異常ととるのかはその人が属するコミュニティや時代と共に刻一刻と変化するため,

過度な一般化は禁物であるし,そもそも厳密で公正な診断・治療基準を確立するのは至難の技なのかなとも感じております.

加えて,
患者さんの抱える深い絶望感や絶望感・過度な不安感を解消することよりも,
まずは患者さんが起こす問題行動の是正をすること.
(と言うか現存する治療薬はそのあたりにしか効かないだろう)

と演者の先生が話されたことは薬剤師もしっかり覚え身につけたほうが良いなと痛感しましたね.

ランチはからみそラーメン「ふくろう」へ

製薬企業さんの主催するランチョンセミナーには二度と出ないと心に決めているわたくし.
と言うことで,当法人の共同代表である桑原先生と八事駅近くのラーメン屋である「ふくろう」へ.
お腹が割と空いていたのもあり,自分の年齢や胃腸の状態をすっかり忘れて「辛みそラーメン」の大盛りを頼みました.

 

 

 

 

 

 

 

 

ビリっとした唐辛子と濃厚スープ,チャーシューの相性が抜群!美味い!!
思わず汁までごくごく飲み干してしまいました.ゲップ.満腹満足.

しかし,ちょっと辛すぎ…
ただでさえ暑いのにさらに汗が吹き出る…うぅ…

参加報告その2:シンポジウム2 睡眠障害を知って適切な治療を考える

汗がやまないうちに午後のセッションへ.
睡眠障害は薬局などのプライマリ・ケア領域ではほとんど毎日遭遇するコモンな病態でしょう.

3名の医師・薬剤師の先生方がご登壇され,
それぞれ自施設での症例を交えたご発表をされてました.
食後の眠気と必死になって闘いながらメモしたものがこちらでございます.

注意:
メモが少ない,もしくはところどころおかしなところは睡魔に負けて意識消失していたせいです.笑.
悪しからず.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠障害と言うとどしても夜間に注意がいちがちですが,
日中の生活状況(傾眠や昼寝,ふらつきなど)にもちゃんと気を配り,
向精神薬に対する患者の心理・生活状況などを加味した対応しなければならない,
と言われ自分もハッとした次第でした.

これは来週から早速実行しよう.

参加報告その3:特別講演1.ドパミン過感受性精神病の病態から治療まで:治療抵抗性の克服

1日目最後の演題は治療抵抗性統合失調症について.
タイトル見た途端に逃げ出しそうな気持ちになりましたが,
こういった患者さんが来局されることだって当然可能性はあるわけで,

記事冒頭に書いた通り,
「ここは逃げたらあかん」
と腹くくって拝聴しました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病態から臨床での治療まで,この領域も時代と共に変化・進歩しているなぁと聞いていてとても面白かったです.不謹慎な言い方ですが.

D2受容体の過感受性の発症メカニズムとそれに対する理論的な仮説,治療計画の立案,
実臨床での治療成績からの仮説の確認と訂正…などなど.

泥臭い,トラブルまみれの臨床現場を明るく照らしてくださるような講演でした.
これも非常に勉強になりました.

新しい検索ワードに出会うと興奮しますね.
こう言う興奮がくせになるから学びはやめられないものです.

おまけ:学会会場にお酒?!

 

ポスター会場付近のフロアにコーヒーやお茶などがセルフドリンクとして提供されてはいたのですが,
その隣に写真のようなものが…

…酒OKなんこの学会?!びっくり!

チューハイ片手に演者のポスター発表を聞く参加者の姿を見るのは後にも先にも今回が初めてでした.

なかなかにフリーダムな学会ですね.
こういうの,嫌いじゃない.
むしろ気に入った.

明日も引き続き学術大会の様子をこ報告いたします.

今日はここまで.
それでは▽