薬剤師さん,対話をしましょう.指導なんてわけわからんものはひとまず脇に置いておいて

pharmasahiroです.
雨のようなかんかん照りのような,
梅雨のような夏のような,
どちらでもありどちらでもないような,
そんな天気に辟易してしまいそうです.
(身体弱すぎ)

患者さんやご家族さんへの投薬がうまくいかない.
うまく服薬指導できない.
なんて悩み相談を受けることがあります.

ふむ.
なかなか初々しい,そして蒼い質問だなぁ(ニヤニヤ
と思ってしまいます.
(人が悪いですね自分も)

まぁそりゃあ,
いきなり「何かを伝えよう」などと考えると失敗するでしょう.
服薬指導をしなきゃ,なんてよくわからんこと考えて一人で突っ走ってしまうと,
おそらく,
「あーもう御託はいいから早く薬ちょうだいよ」と言われるのがオチでしょう.

ラポールも満足に形成されていない人からいきなりプライベートな情報なんて聞き出せるわけがありません.

ではどうすればいいのでしょうか.

答えは簡単.
「対話」です.
単純に話を聴く,と言ってもいいのやも知れません.
(対話と傾聴は厳密には異なりますが細かいことは脇においておいてください)

以下,順を追って話しますね.

指導とか伝達というと,やっぱりどこか一方通行なような,
相手の話よりも自分の言いたいことを優先した会話行動のように自分は思います.

そうじゃなくて,

相手がどこに関心があるのかを察するように努めましょう.
まずはそこから始めなければなりませんよ.

更に,その関心をもっと詳細に引き出すために,的確で簡潔な質問もしなければなりません.
当然,その質問に対しても的確で最良な応答が必須になってくるでしょう.

ここまできて,つまり応答するところまで会話のステップを踏んで,
ようやく自分が今まで学んできたことが活きてくるのです.
自分はここの段階までは医療的なことはほとんど話しません.
(というか聴いたり質問したりに注力するので実質ほとんど発言しません)
ここまできて初めて,「最新のデータによると…」とか「今飲んでいるこの薬なら…」という言葉を自分は紡ぎます.

よく,「相手の話を聞きましょう」とは巷でもくどいほど言われますが,
話を聞く「だけ」なら素人でもできます.
でもそこに専門性というか,国家資格保有者としての含みのある応答がなければ,
ただの「国家資格を持った,中途半端な,人の良いヤブ」になってしまうでしょう.
そうならないように,後半でしっかり「医療的」なことを含ませるのです.

繰り返します.

相手の関心ごとをうまく察知して,
それをもっと深く掘り下げるような質問をして,
そこにエビデンスと自分なりのみたてをもって,
最良であろう応答をする.

そして,自分が話した内容が相手に納得されて初めて,
対話というものが成り立つのではないでしょうか.
(ここ重要.相手が納得して初めて対話というものが成立するではないでしょうか)

なんて,ね.

最近雑感が多い今日この頃.
悪しからず.

今日はここまで.
それでは▽