偏頭痛は40歳までに発症するって本当?

pharmasahiroです.

以前読んだことのあるプライマリ・ケア関連の書籍
(もう5年くらい前に発刊されたもの)を今更ながら読み直していたら,

「偏頭痛は40歳までに発症することがほとんどで, 40歳を越えてからの初発の偏頭痛は極めてまれです」

という文言が目に留まりました.
ただし, エビデンスの明示なし.

…本当なのかな.

というわけで, 書籍の根拠探しです.

Googleにて「Migraine incidence rate pmc」で検索

検索, したのですが…
今回はなかなかうまく文献を見つけられず.

こういった疫学研究, 特に発症率(incidence rate)を扱う研究を見つけるのは普段と違って四苦八苦してばかり.
1時間ほど頑張って見たのですが, どれもこれも 有病率(prevelence rate)の論文ばかり.

ちなみに, 発症率と有病率はよく混同されがちですが, 両者は明確に違うものです.

…さて困った.

ひとまず, 現時点で自分としては偏頭痛の発症に年齢や性別が関連があるのかというと
正直わからない, ということで一旦とどめておきますね.

(もっと簡潔で要領いい論文検索方法があればご教授を…)

もしくは,
「いやいやこんな論文あったよ!」
なんて方がいらっしゃいましたら, ぜひお手をあげて頂ければ幸いでございます.

今日はここまで.
それでは▽

[論文メモ]
発症率ではなく有病率についての論文です.
Sonal sekhar M, Sasidharan S, Joseph S, Kumar A.
Migraine management: How do the adult and paediatric migraines differ?.
Saudi Pharm J. 2012;20(1):1-7.
PMID: 23960771
PDFはこちら

日本人の偏頭痛の有病率に関してはやや古い報告ですがこちら.
Sakai F, Igarashi H.
Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey.
Cephalalgia. 1997;17(1):15-22.
PMID: 9051330