臨床疑問,検索疑問,そして研究疑問

現場で患者と向き合っていると,一日に少なくとも一回は何かしらの疑問が浮かんでくる,(はずですよみなさん,ちゃんと頭使って仕事してますか?煽るよ)でしょう.臨床疑問(:Clinical Questions, CQ)というやつです.

すぐに答えられるような疑問なら,背景疑問(:大学の講義や国家試験で出てきた類の疑問,”答え”があり医療者なら誰もが知っておくべき内容)として片付けられるでしょう.

しかしながら,即座に応えられない疑問も,中にはあるでしょう.
(むしろ私はわからないことだらけです)

そうすると,そういった疑問は調べてみる必要があります.つまり検索疑問(Search Questions,SQ)となります.

疑問に対する応え(決して,”答え” ではなく)を検索すると,新旧大小様々なことが分かる(ような気がする)のですが,

それでも,やはり分からないことがあるとは思います.
答えがない,応えられないものも,あるでしょう.

つまり,それは「世界の誰も知らない疑問」であることがわかります.

すると,今度はそういった疑問が,研究疑問(Research Questions,RQ)になるのです.研究のネタ,研究テーマのタネになりうるのです.

日々の勉強の目的の一つは,臨床疑問の中で検索疑問を減らしておくことなのではないでしょうか.素早く的確なレスポンスが相手(この場合は患者でも他職種でも)にできるようになることで,やがては信頼関係に繋がる一助になるのではないかと愚考してます.

もう一つの目的は,臨床疑問の中から研究疑問を見出しておくことだと私は思います.

“ここまでは世界の誰かが明らかにしているけれど,ここから先は誰も知らない領域だ”

この,”線引き”ができるようになれば,臨床家としても,臨床研究家としてもやっていけるんじゃないか,なんて安易に考えております.
(臨床研究を主にやっていらっしゃる方々からすればひどい暴言かもしれません.悪しからず)

まぁ,何はともあれ.

まずは日常業務の中から少しでも疑問をあぶり出すことから始めてはいかがでしょうか.

今日はここまで.
それでは▽

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