慢性副鼻腔炎へのクラリスロマイシンは効果があるのでしょうか?

患者:「副鼻腔炎と診断されて,ちょっと長めに抗菌薬を投与しましょうと言われた

私:「はぁ…(そういえばそれって本当に妥当な治療方法なのかな???)」

こんな経験,薬剤師であれば少なくとも一回は経験しているのやもしれません.

今回はこのテーマについて少し調べて見ようと思います.

慢 性 副 鼻腔 炎 に対 す る ク ラ リス ロマ イ シ ン 少 量 長期 投 与療 法

20症例に対するCAM200mg / 分1 朝食後投与をすると,後鼻漏や嗅覚消失が改善したと言う結論.

ただし,サンプル数が少なく,かつ統計解析がなされているようにも思えない.
これでCAMの使用を正当化する根拠になるのかなと筆者は非常に懐疑的です.

他の一次資料に当たろうと思ったのですが,

PubMedで「(Therapy/Narrow[filter]) AND (rhinosinusitis clarithromycin) 」と検索しても,ほどんど論文はヒットせず,また見つけたとしてもインターロイキンの数値変化など代用のアウトカムのもの.

うーん,どうもこのあたりの治療方法はよく効果がはっきりしていない模様ですね.

これはまた日を改めて調べ直しますね.

結論:
『(慢性)副鼻腔炎へのclarithromycinの投与は確固たる根拠があるわけではない』

今日はこれにて.

それでは▽

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です